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産褥期の便秘は腸内環境の改善がカギを握る [腸内環境の改善で便秘解消]

産褥期(産後6~8週間)に便秘になる方は多いですよね。私も同じ経験をしていました。
お腹が張る、ガスばかり出る、カチカチ便になるなどの便秘症状がすごくつらかったなぁ~。

現在2児の母となりましたが、妊娠中は順調にお通じがありましたが、産褥期にはいった
とたんに便が出なくなったり、硬くなったりで何故かこの時期だけ便秘になりました。

挙句の果てには硬すぎる便を無理に出したがために切れ痔寸前にまでなってしまいました。

そのおかげで、産婦人科への通院が終わった後には肛門科へ直行・・・、なんて笑えない
日々を過ごしたこともありました。

でも、2人目の出産後は便秘になることは一切なく、妊娠中も産褥期も毎朝快調な日々を
過ごすことができました。

さて、1人目の出産との大きな違いは何か・・・、想像できますか?

答えは、「腸内環境の違い」です。

【産褥期の腸内環境が悪化する原因は授乳】

母乳で育てている方は、赤ちゃんに水分をほとんど取られてしまうので、水分不足に
陥ることがしばしばです。

水分が足りなくなると、腸内の便に含まれている水分も大腸が吸収してしまうので、
便が硬くなるわけです。

また、水分が足りなくなった腸内では善玉菌の働きも悪くなり蠕動運動も鈍ります。

【食物繊維の摂取には注意が必要って知ってますか?】

便秘の解消法として一番有名な方法は食物繊維をしっかりと摂ることですよね。

確かに有効な方法ではあるけれど、これは注意が必要なんですね。

食物繊維の効果として「便の嵩を増やし、腸の蠕動運動を促す」というもの。でも、
水分が不足しやすく、善玉菌の活動が鈍りやすい産褥期の便秘の改善法として
採用した場合、便が硬いまま大きくなり、今まで以上に辛い便秘になることも
あるんですね。

デカいカチカチ便が肛門を通過することを考えると、ちょっと怖いですよね。裂けちゃうかも
しれません・・・。

【水分の摂取と善玉菌を元気にしてあげよう】

産褥期の便秘を解消するには、定期的に水分を摂るようにすることと、善玉菌が喜ぶ
食品を摂ること。

1日に2リットル前後を目安に、喉が渇く前に定期的に水やカフェインなしのお茶を飲む
ようにしておくだけで、腸内の便はある程度柔らかく保てる可能性が高くなります。

腸内の善玉菌を元気にする食材の代表は、バナナ、玉ねぎ、ごぼうなどです。これらの
食べ物には、善玉菌の餌となるオリゴ糖がたっぷりと含まれています。

発酵食品などは、和食メニューを選んでおけば味噌汁やお漬物でちゃんと摂れているので、
水分とオリゴ糖たっぷりの食材を適当に食べておけば産褥期でも腸内環境を良好に保て
ます。

毎食実践するのは難しい方は、スーパーでオリゴ糖シロップなどもありますので、一つ
常備しておくといいでしょう。オリゴ糖は熱に強いので調味料としても使えるので、産褥期
にはいっている方でも使いやすいと思います。

ネットでは、複数のオリゴ糖をブレンドしたものが人気ですね。





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